
ルリボシカミキリの青。
福岡伸一さんの本。去年発売したけど、金銭的な問題でエッセイに割くよりは他へ、という思考により購入しなかったもの。
中身は予想に反して一貫したものがあるわけでなく、新聞のエッセイ集だった。
分かりやすいかもしれないが、あらゆることがアッサリしすぎていてあまり好みではない。
「できそこないの男たち」とか「世界は分けてもわからない」あたりが好きなので、そのへんかなり残念な気持ちはあるが、新聞の記事ならば仕方なかろう。
ともあれ、読んで後悔するわけではないものの買っていたら後悔したであろう本であり、図書館で借りられたことはその意味ではなかなか悪くなかったと思う。
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